女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい

女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい

📝ライター EggUカウンセラー ともえ

〝女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい〟

日々そう思いながら、生殖医療を専門に行うクリニックで助産師・不妊カウンセラーとして勤務しています。

EggUの目指す想いが私の想いと重なり、その理念に深く共感しました。それがきっかけとなりEggUでのカウンセリングをスタートしました。

不妊治療を経験して

私自身、助産師としてフルタイムで働きながら、不妊治療をしていました。

仕事をしながら、治療のために時間を取ることは簡単ではなく、仕事と治療の両立に悩む日々。いつか母になれたらいいな、できれば2人は子どもが欲しいなぁ。。と漠然と思っていた私にとって、第一子を授かるまでに5年という時間がかかるとは想像もしていませんでした。私の人生の中で、本当に出口の見えない真っ暗なトンネルの中にいるような時間でした。

この経験がきっかけで、生殖医療、生殖看護に関心を持つようになりました。

妊活、出産、育児と仕事。同じように悩む方に寄り添いたいという思いから、生殖医療の分野へと歩みを進めました。

今ではこの仕事に大きなやりがいを感じています。

大学院での学び

さらに生殖看護について深く学びたいという思いから大学院に進学し、「不妊治療における女性の意思決定支援」について研究を行いました。

不妊治療が保険適応となり治療へのハードルが緩和されたことや、先進医療との併用が可能であったり、精子提供や卵子提供、また、卵子凍結や受精卵凍結、養子縁組等、治療においてはさまざまな選択肢があり、意思決定していく場面がたくさんあります。

自分の思いを整理し、未来に向けて自ら意思決定していくことができるよう一緒に考えていけたらと思っています。

生殖医療の現場での経験と研究の視点を重ねることで、より多面的なサポートができると感じています。今後も経験を重ねて学び続けていきたいと思っています。

生殖医療の現場で感じる思い

不妊治療が保険適応化され、いわゆる高齢出産と言われていた35歳以降や40代で治療を始める方も大変多い現状です。しかしながら、治療を受けたからといって必ず妊娠に繋がるわけではなく、「もっと早くに行動に移していれば、もっと早く受診して相談していればよかった」と話される方に多く出会います。

加えて高齢で治療を続けていくことや、妊娠できたとしても、高齢での妊娠出産は健康のリスクも伴ってきます。(参照:高齢出産についてのコラム

一方で、女性も多く社会に進出する時代、妊娠の適齢期と言われる年齢は仕事も忙しくキャリアアップにも大切な時期でもあります。そのため妊娠、出産のタイミングは大変悩む要素であると思います。だからこそ、できるだけ早い段階で自分自身のからだを知り、どのように今後の人生を選択していくかを考えることが大切になります。ぜひ一緒に考えていきましょう。EggU:今のからだを知り、カウンセラーの伴走支援で今後の人生を考えるサービス)

一度きりの人生。

正しい知識や情報を持ち、自分自身のライフプランを描いていくことは自分らしく生きる未来への第一歩だと考えます。

私は、女性が人生のどのステージにおいても、自分らしい選択ができる社会になることに貢献していきたいと思っています。

📝ライター EggUカウンセラー ともえ プロフィールはこちら

総合周産期センターで約10年、妊娠・出産に関わるケアに携わる。自身も5年の不妊治療を経験し、現在は不妊治療専門クリニックでカウンセリングを担当。助産師・看護師・保健師として、正しい知識と温かなサポートで、女性の妊活やライフプランに寄り添えるよう心がけている。EggUユーザーの方へも、不安や迷いを抱える方が「今の自分のからだと未来」を前向きに見つめられるよう、ひとりひとり丁寧に伴走していきたい。

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