妊娠を機に退社する?続ける?迷っているあなたへ

妊娠を機に退社する?続ける?迷っているあなたへ

📝ライター EggUカウンセラー みーやん

「妊娠がわかって嬉しいけれど、仕事はどうしよう…」

そんな風に悩んでいませんか?妊娠を機に退社するかどうかは、多くの女性が直面する大きな決断です。約7割の女性が第一子出産後も働き続けている一方で、自分らしい選択として退職を選ぶ方も少なくありません。

大切なのは、あなたとあなたの家族にとって何がベストか。

この記事では、退社することのメリットとデメリットを、まさに現在育休中の私があなたに代わって考えてみました。一つの参考にしてみてください!

退社することのメリット こんな良いことがあります

ゆっくり育児に向き合える時間

出産後は、想像以上に育児に時間とエネルギーが必要です。授乳やおむつ替え、寝かしつけ。生後1年間は特に、赤ちゃんの成長が目まぐるしい時期ですよね。

退職していれば、子どものペースに合わせた生活ができます。「今、笑った!」「寝返りができた!」そんな瞬間を見逃さずに過ごせるのは、かけがえのない時間です。

妊娠中も自分のペースで

つわりがひどい朝、通勤電車に揺られる辛さ。立ち仕事や残業の負担。妊娠中は体調が本当に変わりやすいものです。

退職の時期によっては、体調に合わせて休めるので安心感があります。「今日はゆっくりしよう」「検診の後はカフェで一息つこう」そんな風に、自分のペースで妊娠期間を過ごせます。

仕事のストレスから解放される

納期や業績のプレッシャー、職場の人間関係。仕事には様々なストレスがありますよね。

妊娠中や育児中は、心も体もデリケートな時期。仕事を辞めず産休・育休という選択をとった場合、妊娠中は「職場の人に迷惑をかけるのではないか?」「復帰後にはどんな生活が待っているのか・・・」など未知であるが故、それらをストレスに感じることは多いはず。なので、退社を選ぶことでストレスフリーな環境で過ごせることは、自分にとっても、赤ちゃんの健康にとっても良いことの一つではないでしょうか。

パートナーや家族との時間が増える

新しい家族を迎える準備を一緒に楽しんだり、「どんな名前にしようか」「部屋のレイアウトは」なんて話し合ったり。そんな穏やかな時間が増えるのも、退職の魅力です。

自分のキャリアを見つめ直せる

「本当にやりたいことは何だろう?」「もっと柔軟な働き方ができる職場があるのでは?」

妊娠出産の期間は、今までのキャリアを見直す絶好のチャンスです。落ち着いてから、新しいスタートを切ることもできます。実際EggUのカウンセリングをしていても、妊娠を機に退職をしたい女性によく出会います。その多くが、妊娠・出産を機会に自分の働き方やキャリア、産後の育児ー仕事のライフバランスを考え直したいとおっしゃっていました。

退社することのデメリット知っておいてほしいこと

でも、正直にお伝えしたいこともあります。退職には、いくつかのデメリットもあるんです。

経済的な負担が一番大きい

これが最も大きなデメリットかもしれません。

退職すると、産休・育休中にもらえる手当が受け取れなくなります。具体的には:

  • *出産手当金産休により給与が支給されない期間の生活を支える健康保険から支給される給付金

  • **育児休業給付金育児休業中に収入がゼロにならないよう雇用保険から**賃金の約67%(最初の6か月。その後は50%)が支給される制度

これらがなくなると、パートナーの収入だけで生活することに。「おむつ代、ミルク代、思ったより高い…」家計への影響は想像以上に大きいかもしれません。

ただし! 退職のタイミングによっては、出産手当金は受け取れる場合もあります。どちらの給付金も要件などを事前にしっかり調べておくことをおすすめします。

キャリアに空白期間ができる

「いつか働きたい」と思っていても、数年のブランクがあると再就職のハードルは上がります。

面接で「この期間は何をしていましたか?」と聞かれたり、希望する条件の仕事がなかなか見つからなかったり。専門職や技術職なら、知識が古くなってしまう心配も。

子育てが落ち着いたときに「やっぱり働きたい」と思う気持ちは、とても自然なこと。でも、その時にスムーズに復帰できるとは限らないんです。

保育園に入りにくくなる

将来的に働きたいと思ったとき、「保育園が決まらないと仕事が始められない」「でも仕事が決まらないと保育園に入れない」という悪循環に陥ることも。

多くの自治体では、両親が働いている世帯を優先するため、無職の状態では入園が難しいのが現実です。

孤独を感じることもある

育児は喜びも大きいけれど、ずっと赤ちゃんと二人きりで過ごす毎日は、想像以上に孤独を感じやすいもの。

「大人と会話したい」「社会とつながっていたい」そんな気持ちになることもあります。職場での人間関係が突然なくなることで、「自分の価値って何だろう」と悩む方もいらっしゃいます。

ママ友や地域のサポートを上手に活用することが大切です。

仕事を続けるという選択肢も

念のためお伝えしておくと、仕事を続けることにもメリットはたくさんあります。

経済的な安定は何より大きいですよね。産休・育休中も手当が支給されますし、復職後は安定した収入があります。保育料はかかりますが、将来への不安は少なくなると感じられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

キャリアが途切れないのも魅力。昇進や昇給のチャンスも失わず、「働く自分」というアイデンティティも保てます。

企業によっては、時短勤務や在宅勤務など、育児と両立しやすい働き方が選べることも。職場での人間関係や社会とのつながりを維持できるのも、心の健康にとって大切なことですね。現に私はこの選択を選びました。

あなたに合った選択を見つけるために

では、どうやって決めたらいいのでしょう?ここでは、判断に迷ったときのヒントをお伝えします。

1. 家計のシミュレーションをしてみる

まずは現実的な数字を見てみましょう。

  • 現在の貯蓄と月々の支出

  • パートナーの収入だけで生活できるか

  • 退職した場合と継続した場合の収入差

  • 子どもの教育費など、将来必要な資金

漠然とした不安が、具体的な数字に置き換わると、判断しやすくなりますよ。

2. パートナーとじっくり話し合う

これが一番大切かもしれません。

お互いの希望や価値観、家事・育児の分担、経済的な見通し。どちらか一方だけが我慢するのではなく、ふたりが納得できる選択を目指しましょう。

「あなたはどう思う?」素直に聞いてみることから始めてみてください。

3. 体調と医師の意見を最優先に

どんなに経済的なメリットがあっても、あなたと赤ちゃんの健康が何より大切です。

医師から安静が必要と言われたら、素直に従いましょう。体調が不安定なら、無理は禁物です。

4. 職場の制度を確認する

産休・育休の実績、復帰後の働き方、先輩ママの例。意外とサポート体制が整っていることもあります。

逆に、制度はあっても実際には取りにくい雰囲気の職場もあります。リアルな状況を確認しておきましょう。

5. 自分の本当の気持ちに耳を傾ける

最後は、あなた自身の気持ちです。

「本当はどうしたいの?」「何を大切にしたい?」

周りの意見や「こうあるべき」という固定観念にとらわれず、自分の本心に正直になってみてください。

EggUからあなたへ

妊娠を機に退社するかどうかは、正解のない、とてもパーソナルな決断です。

退職すれば、育児に専念できる安心感や、ストレスフリーな環境が手に入ります。でも、経済的な負担やキャリアの空白期間も現実としてあります。

どちらを選んでも、それはあなたの大切な選択。

完璧な答えを求めすぎず、「今の自分たちにとってベストな選択」を目指してみてください。

そして、どんな選択をしても、後悔する瞬間はあるかもしれません。でも、それはあなたが真剣に考えた証拠。その時々で最善を尽くせば、それでいいんです。

退職しても、仕事を続けても、あなたは素晴らしい母親です。

不安なことがあれば、ひとりで悩まず、周りや専門家のサポートを上手に活用してくださいね。

EggUのキャリアコーチングでは、ライフステージの変化に伴う転職や退職、仕事の継続になやんでいるなどのお悩みも解決へ導くサポートをしています。

気になるかたは是非、こちらEggUキャリアコーチのコラムも是非読んでみてください!キャリアコーチングの詳細はこちら!

参考

* 出産手当金働く女性の心とからだの応援サイト 妊娠出産・母性健康管理サポート|厚生労働省

** 育児休業給付金:Q&A~育児休業給付~|厚生労働省

📝ライター EggUカウンセラー みーやん

オーストラリアでも看護資格を取得後、30代後半で結婚、妊活、不妊、妊娠、第一子出産、40代で第二子出産を経験しキャリアとライフプランで悩む経験をした一人である。現在は看護師として働きながらEggUカウンセラーやキャリア・ライフコーチとしても活動中。

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