INSIDE EggU

ライフステージのすべてに寄り添う助産師として。更年期を生きる女性へ

ライフステージのすべてに寄り添う助産師として。更年期を生きる女性へ

📝ライター EggUカウンセラー りよ 更年期サポートを始めたきっかけ 看護師・助産師として働いてきた中で、たくさんの女性たちの「節目の時間」に立ち会ってきました。妊娠、出産、子育て――その一つひとつの過程のなかで、喜びとともに悩みや葛藤を抱える姿を見てきました。 けれど、ある時気づいたのです。出産や育児を経た後、人生の後半に向かう「更年期」という時期には、誰にも相談できずに静かに不調を抱えている女性がとても多いということに。そして、その時期が現代人の人生の中で、意外なほど長い時間を占めているということにも。 明治時代、成人女性の平均寿命はおよそ50歳でした。当時は、更年期を迎える前に生涯を終える人も多く、「更年期の不調」という概念自体が今ほど顕著ではありませんでした。しかし現代では、女性の平均寿命は約87歳にまで延びています。つまり、人生100年時代の今、私たちは「更年期」という時期を長く過ごすようになり、心身の変化と向き合う時間がより明確に存在するようになったのです。 妊娠・出産を支える専門職である助産師ですが、実は女性の一生を通して健康を支える専門職でもあります。女性のライフステージは、思春期、妊娠・出産期、更年期と大きく変化し、その都度ホルモンバランスが揺れ動きます。なかでも更年期はまさにその転換点であり、この時期をどう過ごすかが、その後の10年、20年の人生を左右するといっても過言ではありません。 そんな思いから、私は「更年期指導士」の資格を取得しました。女性が「閉ざす」のではなく、「開く」人生を歩めるように。からだの仕組みを知り、心と向き合い、自分を取り戻していくお手伝いをしたい――。それが私が更年期サポートを始めたきっかけです。 EggUとの出会いと参加の理由 EggUに出会ったとき、まさに「これからの女性支援の形」だと感じました。女性の人生は、かつてよりもずっと長くなりました。平均寿命が90歳近くにまで伸びた現代では、50代・60代で迎える更年期は、もはや「終わりの時期」ではなく「次の人生のスタート地点」です。 しかしその一方で、社会の仕組みや働き方はまだ十分に追いついていません。年齢的にも、昇進や子育ての一区切りを迎え、「これからが頑張りどき」と思った矢先に体の不調が訪れる――。家庭でも職場でも「頑張り続けること」を求められ、気づけば心も体も疲れ切ってしまっている女性が多くいます。 そんな時に、「病院に行くほどではないけれど、誰かに相談したい」「このモヤモヤを聞いてほしい」と思う気持ちは、誰にでもあるのではないでしょうか。(更年期について相談いただける助産師とのカウンセリングはこちらでご利用いただけます)EggUのように、自分の思いを専門職に安心して相談できるシステムは、まさに今の時代に必要な仕組みだと感じました。 更年期は、「自分をリセットし、再スタートを切るための時間」。EggUでの出会いや学びを通して、私はますます「女性たちが自分の人生を誇りをもって歩めるように」という思いを強くしました。 商品:商品1 助産師として、いま伝えたいこと 更年期は、決して“つらい時期”だけではありません。体の変化に戸惑うこともありますが、その一方で「これからの自分をどう生きるか」を見つめ直す、大切なチャンスでもあります。 女性ホルモンの揺らぎによって、心身のバランスが崩れやすくなるこの時期。でもそれは、からだが「次のステージに向かう準備をしている」サインでもあります。自然の流れを受け入れながら、生活を整え、自分をいたわる。その積み重ねが、これからの人生を軽やかに、そして豊かにしてくれます。 私が助産師として伝えたいのは、「更年期を“乗り越える”ではなく、“味わう”」という視点です。焦らず、比べず、自分のリズムで整えていくこと。からだの声を聞く力、自分を労わる力を取り戻すこと。それこそが、この時代を健やかに生き抜くための大切な鍵だと感じています。 助産師は、命のはじまりを支えるだけでなく、女性の人生に“寄り添い続ける”存在でありたい。妊娠・出産・育児・そして更年期――そのすべてが「ひとりの女性の物語」であり、どの時期も尊く、かけがえのない時間です。 女性が自分を大切にできる社会は、きっと誰にとってもやさしい社会。EggUを通して、同じ想いをもつ仲間たちとつながりながら、これからも「女性が自分らしく生きる力」を育む活動を続けていきたいと思います。 📝ライター EggUカウンセラー りよ プロフィールはこちら 看護師として急性期医療などを経験した後、産婦人科病棟の立ち上げをきっかけに助産師の道へ。周産期センターやクリニックで経験を重ねる中で、妊娠・出産後のサポート不足を感じ助産院を開設。出産後の体の不調が更年期までに及んでいることを知り、また自身の月経やPMSの経験から全女性の伴走者になりたいと、月経や更年期の学びを深める。正しい知識とそれぞれのライフスタイルや体調に合わせた対話でEggU利用者の人生の選択を支えていきたいと思っている。  商品:商品2

ライフステージのすべてに寄り添う助産師として。更年期を生きる女性へ

📝ライター EggUカウンセラー りよ 更年期サポートを始めたきっかけ 看護師・助産師として働いてきた中で、たくさんの女性たちの「節目の時間」に立ち会ってきました。妊娠、出産、子育て――その一つひとつの過程のなかで、喜びとともに悩みや葛藤を抱える姿を見てきました。 けれど、ある時気づいたのです。出産や育児を経た後、人生の後半に向かう「更年期」という時期には、誰にも相談できずに静かに不調を抱えている女性がとても多いということに。そして、その時期が現代人の人生の中で、意外なほど長い時間を占めているということにも。 明治時代、成人女性の平均寿命はおよそ50歳でした。当時は、更年期を迎える前に生涯を終える人も多く、「更年期の不調」という概念自体が今ほど顕著ではありませんでした。しかし現代では、女性の平均寿命は約87歳にまで延びています。つまり、人生100年時代の今、私たちは「更年期」という時期を長く過ごすようになり、心身の変化と向き合う時間がより明確に存在するようになったのです。 妊娠・出産を支える専門職である助産師ですが、実は女性の一生を通して健康を支える専門職でもあります。女性のライフステージは、思春期、妊娠・出産期、更年期と大きく変化し、その都度ホルモンバランスが揺れ動きます。なかでも更年期はまさにその転換点であり、この時期をどう過ごすかが、その後の10年、20年の人生を左右するといっても過言ではありません。 そんな思いから、私は「更年期指導士」の資格を取得しました。女性が「閉ざす」のではなく、「開く」人生を歩めるように。からだの仕組みを知り、心と向き合い、自分を取り戻していくお手伝いをしたい――。それが私が更年期サポートを始めたきっかけです。 EggUとの出会いと参加の理由 EggUに出会ったとき、まさに「これからの女性支援の形」だと感じました。女性の人生は、かつてよりもずっと長くなりました。平均寿命が90歳近くにまで伸びた現代では、50代・60代で迎える更年期は、もはや「終わりの時期」ではなく「次の人生のスタート地点」です。 しかしその一方で、社会の仕組みや働き方はまだ十分に追いついていません。年齢的にも、昇進や子育ての一区切りを迎え、「これからが頑張りどき」と思った矢先に体の不調が訪れる――。家庭でも職場でも「頑張り続けること」を求められ、気づけば心も体も疲れ切ってしまっている女性が多くいます。 そんな時に、「病院に行くほどではないけれど、誰かに相談したい」「このモヤモヤを聞いてほしい」と思う気持ちは、誰にでもあるのではないでしょうか。(更年期について相談いただける助産師とのカウンセリングはこちらでご利用いただけます)EggUのように、自分の思いを専門職に安心して相談できるシステムは、まさに今の時代に必要な仕組みだと感じました。 更年期は、「自分をリセットし、再スタートを切るための時間」。EggUでの出会いや学びを通して、私はますます「女性たちが自分の人生を誇りをもって歩めるように」という思いを強くしました。 商品:商品1 助産師として、いま伝えたいこと 更年期は、決して“つらい時期”だけではありません。体の変化に戸惑うこともありますが、その一方で「これからの自分をどう生きるか」を見つめ直す、大切なチャンスでもあります。 女性ホルモンの揺らぎによって、心身のバランスが崩れやすくなるこの時期。でもそれは、からだが「次のステージに向かう準備をしている」サインでもあります。自然の流れを受け入れながら、生活を整え、自分をいたわる。その積み重ねが、これからの人生を軽やかに、そして豊かにしてくれます。 私が助産師として伝えたいのは、「更年期を“乗り越える”ではなく、“味わう”」という視点です。焦らず、比べず、自分のリズムで整えていくこと。からだの声を聞く力、自分を労わる力を取り戻すこと。それこそが、この時代を健やかに生き抜くための大切な鍵だと感じています。 助産師は、命のはじまりを支えるだけでなく、女性の人生に“寄り添い続ける”存在でありたい。妊娠・出産・育児・そして更年期――そのすべてが「ひとりの女性の物語」であり、どの時期も尊く、かけがえのない時間です。 女性が自分を大切にできる社会は、きっと誰にとってもやさしい社会。EggUを通して、同じ想いをもつ仲間たちとつながりながら、これからも「女性が自分らしく生きる力」を育む活動を続けていきたいと思います。 📝ライター EggUカウンセラー りよ プロフィールはこちら 看護師として急性期医療などを経験した後、産婦人科病棟の立ち上げをきっかけに助産師の道へ。周産期センターやクリニックで経験を重ねる中で、妊娠・出産後のサポート不足を感じ助産院を開設。出産後の体の不調が更年期までに及んでいることを知り、また自身の月経やPMSの経験から全女性の伴走者になりたいと、月経や更年期の学びを深める。正しい知識とそれぞれのライフスタイルや体調に合わせた対話でEggU利用者の人生の選択を支えていきたいと思っている。  商品:商品2

あの時の経験があるから、今の私がある

あの時の経験があるから、今の私がある

📝ライター EggUカウンセラー あや 10年前の自分に出会うことができるなら「EggUという魅力的なアイテムがあるから、一度使ってみない?」ということを伝えたいです。 当時の私は、30歳。結婚を機に退職をして、新しい職場で助産師としての経験をさらに積みたいと考えている時でした。パートナーと二人の生活も始まり、新しい環境へのワクワクと、仕事と家事の両立に不安と期待を膨らませながら、忙しい日々を過ごしていました。 ふと、同僚から掛けられた言葉。「そろそろ子どもも考えてないの?」正直ドキッとしました。考えていないわけではなかったけれど、まだ転職したばかりだし…。自然に様子をみていくのもいいかな…。そんなふうに考えていました。 そうしたセンシティブな内容は、プライバシーに関わることなので、あまりオープンに話せないことが多いのではないかと思います。そのことで傷つく人もいるでしょう。 しかし、私はその同僚の言葉が、今、自分がどうしたいのか、子どもがいつ欲しいのか、これからのことを考えるきっかけになったのです。 自分、そしてパートナーと向き合う時間 妊活を意識して、生理が来るたびに、自分の心と体に目を向ける時間が増えていきました。それと同時に、パートナー間で話し合う大切さも感じるようになります。結婚したら当たり前に子どもを持つことを考えていた私は、子どもをそこまで望んでいないパートナーとの価値観の違いに戸惑いを覚えます。 多様性と言われる時代、いろんな価値観があって、それが尊重されることは素敵なこと。ですが、妊活となると、難しい場面も多々あります。お互い歩み寄りながら、相手の考えも理解しつつ自分の気持ちも伝える、時には感情的になりながら、妥協点や折り合いを見つける話し合いの時間が必要でした。 不妊治療をスタートさせ、ありがたいことに体外受精で第一子を授かることができました。やっと授かった我が子、育児もゆっくり楽しみたい…。そのような思いの一方で、二人目はどうしようか…。年齢、職場復帰の時期や、受精卵凍結の期間、治療のスケジュールなど、どこかでもう次の治療に向けて常に考えを巡らせている自分がいました。今思うと「早く出産を終えて、辛い治療から解放されたい」これが正直な気持ちだったと思います。 そんな気持ちとは反対に、さらに長い治療へと続きます。 1年の育児休業を終え、凍結卵をお腹に戻しますが、流産…。採卵するが、また流産…。当時の心境は、心も体もボロボロで、もう諦めようかという気持ちでした。 自分の心と体に、一旦休息が必要だと感じると共に、仕事を辞めることも考えました。 助産師として働く中で出会う、決して少なくはない流産。その原因も、初期の流産は胎児の染色体異常、母体の年齢や持病の関係もある、お母さんは悪くない。そんなふうに知識としては持っていましたが、とても落ち込みました。 2回流産が続き、先生に思い切って不育症の検査を依頼しました。 “不育症とは、妊娠はするものの、流産や死産を2回以上繰り返し、生きて産まれる赤ちゃんを得られない状態のことを言います” 一人目は問題なく出産しているから大丈夫だろう…と考えていましたが、まさかの「抗リン脂質抗体症候群」と診断。不育症でした。 不育症の治療である内服と注射を出産まで続け、第二子を出産することができました。 安心したのも束の間、子宮頸がんの高度異形成が見つかり、産後4カ月で手術をすることも経験します。 いかに自分の体を知ること、正しい情報を得ること、自分事として受け止めることの大切さを実感しました。 妊娠前から切れ目のないケアを この10年、不妊治療、流産、不育症を経験する中で、自分に自信を無くす場面がたくさんあり、本来の自分でなくなっていく感覚がありました。 知らなかった知識や感情をたくさん知りました。もっと知っていたら、違う道もあったかもしれない…。こんな時に、近くで寄り添ってくれる心強い存在がいたら…。何度も思いました。もう一度、同じ人生を送りたいかと言われたら、NOと答えるでしょう。 ですが、この経験が無ければ、今の私はいません。そんな私が、助産師として、ふつふつと湧いてきた思いがあります。 “妊娠する前から、もっと自分の体を知ることって大事なんじゃないの?” “もっと、このことを世の中の人に知ってもらう必要があるんじゃないの?” “子どもを望む女性のサポートをもっとしたい!!” そして、産めなかった、産むことを選択しなかった女性もケアされるべき存在だと強く感じています。 EggUの魅力は無限大 切れ目のない支援ができる助産師になるべく奮闘している中、EggUの不妊カウンセラーである圓山さんから声を掛けていただきました。...

あの時の経験があるから、今の私がある

📝ライター EggUカウンセラー あや 10年前の自分に出会うことができるなら「EggUという魅力的なアイテムがあるから、一度使ってみない?」ということを伝えたいです。 当時の私は、30歳。結婚を機に退職をして、新しい職場で助産師としての経験をさらに積みたいと考えている時でした。パートナーと二人の生活も始まり、新しい環境へのワクワクと、仕事と家事の両立に不安と期待を膨らませながら、忙しい日々を過ごしていました。 ふと、同僚から掛けられた言葉。「そろそろ子どもも考えてないの?」正直ドキッとしました。考えていないわけではなかったけれど、まだ転職したばかりだし…。自然に様子をみていくのもいいかな…。そんなふうに考えていました。 そうしたセンシティブな内容は、プライバシーに関わることなので、あまりオープンに話せないことが多いのではないかと思います。そのことで傷つく人もいるでしょう。 しかし、私はその同僚の言葉が、今、自分がどうしたいのか、子どもがいつ欲しいのか、これからのことを考えるきっかけになったのです。 自分、そしてパートナーと向き合う時間 妊活を意識して、生理が来るたびに、自分の心と体に目を向ける時間が増えていきました。それと同時に、パートナー間で話し合う大切さも感じるようになります。結婚したら当たり前に子どもを持つことを考えていた私は、子どもをそこまで望んでいないパートナーとの価値観の違いに戸惑いを覚えます。 多様性と言われる時代、いろんな価値観があって、それが尊重されることは素敵なこと。ですが、妊活となると、難しい場面も多々あります。お互い歩み寄りながら、相手の考えも理解しつつ自分の気持ちも伝える、時には感情的になりながら、妥協点や折り合いを見つける話し合いの時間が必要でした。 不妊治療をスタートさせ、ありがたいことに体外受精で第一子を授かることができました。やっと授かった我が子、育児もゆっくり楽しみたい…。そのような思いの一方で、二人目はどうしようか…。年齢、職場復帰の時期や、受精卵凍結の期間、治療のスケジュールなど、どこかでもう次の治療に向けて常に考えを巡らせている自分がいました。今思うと「早く出産を終えて、辛い治療から解放されたい」これが正直な気持ちだったと思います。 そんな気持ちとは反対に、さらに長い治療へと続きます。 1年の育児休業を終え、凍結卵をお腹に戻しますが、流産…。採卵するが、また流産…。当時の心境は、心も体もボロボロで、もう諦めようかという気持ちでした。 自分の心と体に、一旦休息が必要だと感じると共に、仕事を辞めることも考えました。 助産師として働く中で出会う、決して少なくはない流産。その原因も、初期の流産は胎児の染色体異常、母体の年齢や持病の関係もある、お母さんは悪くない。そんなふうに知識としては持っていましたが、とても落ち込みました。 2回流産が続き、先生に思い切って不育症の検査を依頼しました。 “不育症とは、妊娠はするものの、流産や死産を2回以上繰り返し、生きて産まれる赤ちゃんを得られない状態のことを言います” 一人目は問題なく出産しているから大丈夫だろう…と考えていましたが、まさかの「抗リン脂質抗体症候群」と診断。不育症でした。 不育症の治療である内服と注射を出産まで続け、第二子を出産することができました。 安心したのも束の間、子宮頸がんの高度異形成が見つかり、産後4カ月で手術をすることも経験します。 いかに自分の体を知ること、正しい情報を得ること、自分事として受け止めることの大切さを実感しました。 妊娠前から切れ目のないケアを この10年、不妊治療、流産、不育症を経験する中で、自分に自信を無くす場面がたくさんあり、本来の自分でなくなっていく感覚がありました。 知らなかった知識や感情をたくさん知りました。もっと知っていたら、違う道もあったかもしれない…。こんな時に、近くで寄り添ってくれる心強い存在がいたら…。何度も思いました。もう一度、同じ人生を送りたいかと言われたら、NOと答えるでしょう。 ですが、この経験が無ければ、今の私はいません。そんな私が、助産師として、ふつふつと湧いてきた思いがあります。 “妊娠する前から、もっと自分の体を知ることって大事なんじゃないの?” “もっと、このことを世の中の人に知ってもらう必要があるんじゃないの?” “子どもを望む女性のサポートをもっとしたい!!” そして、産めなかった、産むことを選択しなかった女性もケアされるべき存在だと強く感じています。 EggUの魅力は無限大 切れ目のない支援ができる助産師になるべく奮闘している中、EggUの不妊カウンセラーである圓山さんから声を掛けていただきました。...

女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい

女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい

📝ライター EggUカウンセラー ともえ 〝女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい〟 日々そう思いながら、生殖医療を専門に行うクリニックで助産師・不妊カウンセラーとして勤務しています。 EggUの目指す想いが私の想いと重なり、その理念に深く共感しました。それがきっかけとなりEggUでのカウンセリングをスタートしました。 不妊治療を経験して 私自身、助産師としてフルタイムで働きながら、不妊治療をしていました。 仕事をしながら、治療のために時間を取ることは簡単ではなく、仕事と治療の両立に悩む日々。いつか母になれたらいいな、できれば2人は子どもが欲しいなぁ。。と漠然と思っていた私にとって、第一子を授かるまでに5年という時間がかかるとは想像もしていませんでした。私の人生の中で、本当に出口の見えない真っ暗なトンネルの中にいるような時間でした。 この経験がきっかけで、生殖医療、生殖看護に関心を持つようになりました。 妊活、出産、育児と仕事。同じように悩む方に寄り添いたいという思いから、生殖医療の分野へと歩みを進めました。 今ではこの仕事に大きなやりがいを感じています。 大学院での学び さらに生殖看護について深く学びたいという思いから大学院に進学し、「不妊治療における女性の意思決定支援」について研究を行いました。 不妊治療が保険適応となり治療へのハードルが緩和されたことや、先進医療との併用が可能であったり、精子提供や卵子提供、また、卵子凍結や受精卵凍結、養子縁組等、治療においてはさまざまな選択肢があり、意思決定していく場面がたくさんあります。 自分の思いを整理し、未来に向けて自ら意思決定していくことができるよう一緒に考えていけたらと思っています。 生殖医療の現場での経験と研究の視点を重ねることで、より多面的なサポートができると感じています。今後も経験を重ねて学び続けていきたいと思っています。 生殖医療の現場で感じる思い 不妊治療が保険適応化され、いわゆる高齢出産と言われていた35歳以降や40代で治療を始める方も大変多い現状です。しかしながら、治療を受けたからといって必ず妊娠に繋がるわけではなく、「もっと早くに行動に移していれば、もっと早く受診して相談していればよかった」と話される方に多く出会います。 加えて高齢で治療を続けていくことや、妊娠できたとしても、高齢での妊娠出産は健康のリスクも伴ってきます。(参照:高齢出産についてのコラム) 一方で、女性も多く社会に進出する時代、妊娠の適齢期と言われる年齢は仕事も忙しくキャリアアップにも大切な時期でもあります。そのため妊娠、出産のタイミングは大変悩む要素であると思います。だからこそ、できるだけ早い段階で自分自身のからだを知り、どのように今後の人生を選択していくかを考えることが大切になります。ぜひ一緒に考えていきましょう。(EggU:今のからだを知り、カウンセラーの伴走支援で今後の人生を考えるサービス) 一度きりの人生。 正しい知識や情報を持ち、自分自身のライフプランを描いていくことは自分らしく生きる未来への第一歩だと考えます。 私は、女性が人生のどのステージにおいても、自分らしい選択ができる社会になることに貢献していきたいと思っています。 📝ライター EggUカウンセラー ともえ プロフィールはこちら 総合周産期センターで約10年、妊娠・出産に関わるケアに携わる。自身も5年の不妊治療を経験し、現在は不妊治療専門クリニックでカウンセリングを担当。助産師・看護師・保健師として、正しい知識と温かなサポートで、女性の妊活やライフプランに寄り添えるよう心がけている。EggUユーザーの方へも、不安や迷いを抱える方が「今の自分のからだと未来」を前向きに見つめられるよう、ひとりひとり丁寧に伴走していきたい。

女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい

📝ライター EggUカウンセラー ともえ 〝女性が自らの意思で、後悔のない人生の選択ができるように伴走したい〟 日々そう思いながら、生殖医療を専門に行うクリニックで助産師・不妊カウンセラーとして勤務しています。 EggUの目指す想いが私の想いと重なり、その理念に深く共感しました。それがきっかけとなりEggUでのカウンセリングをスタートしました。 不妊治療を経験して 私自身、助産師としてフルタイムで働きながら、不妊治療をしていました。 仕事をしながら、治療のために時間を取ることは簡単ではなく、仕事と治療の両立に悩む日々。いつか母になれたらいいな、できれば2人は子どもが欲しいなぁ。。と漠然と思っていた私にとって、第一子を授かるまでに5年という時間がかかるとは想像もしていませんでした。私の人生の中で、本当に出口の見えない真っ暗なトンネルの中にいるような時間でした。 この経験がきっかけで、生殖医療、生殖看護に関心を持つようになりました。 妊活、出産、育児と仕事。同じように悩む方に寄り添いたいという思いから、生殖医療の分野へと歩みを進めました。 今ではこの仕事に大きなやりがいを感じています。 大学院での学び さらに生殖看護について深く学びたいという思いから大学院に進学し、「不妊治療における女性の意思決定支援」について研究を行いました。 不妊治療が保険適応となり治療へのハードルが緩和されたことや、先進医療との併用が可能であったり、精子提供や卵子提供、また、卵子凍結や受精卵凍結、養子縁組等、治療においてはさまざまな選択肢があり、意思決定していく場面がたくさんあります。 自分の思いを整理し、未来に向けて自ら意思決定していくことができるよう一緒に考えていけたらと思っています。 生殖医療の現場での経験と研究の視点を重ねることで、より多面的なサポートができると感じています。今後も経験を重ねて学び続けていきたいと思っています。 生殖医療の現場で感じる思い 不妊治療が保険適応化され、いわゆる高齢出産と言われていた35歳以降や40代で治療を始める方も大変多い現状です。しかしながら、治療を受けたからといって必ず妊娠に繋がるわけではなく、「もっと早くに行動に移していれば、もっと早く受診して相談していればよかった」と話される方に多く出会います。 加えて高齢で治療を続けていくことや、妊娠できたとしても、高齢での妊娠出産は健康のリスクも伴ってきます。(参照:高齢出産についてのコラム) 一方で、女性も多く社会に進出する時代、妊娠の適齢期と言われる年齢は仕事も忙しくキャリアアップにも大切な時期でもあります。そのため妊娠、出産のタイミングは大変悩む要素であると思います。だからこそ、できるだけ早い段階で自分自身のからだを知り、どのように今後の人生を選択していくかを考えることが大切になります。ぜひ一緒に考えていきましょう。(EggU:今のからだを知り、カウンセラーの伴走支援で今後の人生を考えるサービス) 一度きりの人生。 正しい知識や情報を持ち、自分自身のライフプランを描いていくことは自分らしく生きる未来への第一歩だと考えます。 私は、女性が人生のどのステージにおいても、自分らしい選択ができる社会になることに貢献していきたいと思っています。 📝ライター EggUカウンセラー ともえ プロフィールはこちら 総合周産期センターで約10年、妊娠・出産に関わるケアに携わる。自身も5年の不妊治療を経験し、現在は不妊治療専門クリニックでカウンセリングを担当。助産師・看護師・保健師として、正しい知識と温かなサポートで、女性の妊活やライフプランに寄り添えるよう心がけている。EggUユーザーの方へも、不安や迷いを抱える方が「今の自分のからだと未来」を前向きに見つめられるよう、ひとりひとり丁寧に伴走していきたい。

「EggUは、検査キットを売っているのではなく、“自分の未来への確信”を届けている。」― 代表・志賀がInside EggUをはじめる理由

「EggUは、検査キットを売っているのではなく、“自分の未来への確信”を届けている。」― 代表...

📝ライター 代表取締役 志賀遥菜 数値やデータだけでは、人の心は動きません。けれど、自分のからだのことを“知る”という行為には、たしかに人生を動かす力があります。 私たちは、検査キットを売っているのではなく、”エビデンスを通じて得られる、自分の不確実な未来に対する納得と確信”を届けています。 その想いを、より丁寧に、私たち自身の言葉でお伝えしていきたい。 ― それが、Inside EggUをはじめた理由です。 1. はじめに:Inside EggUをはじめる理由 EggUを立ち上げて以来、私は多くの方に「これはどんな検査なのですか」と尋ねられてきました。 もちろん、ホルモン濃度を測定してからだに残された卵子の量を推定する、という説明はできます。 けれど、EggUは単なる“検査キット”ではありません。 私たちが本当に届けたいのは、不確実な要素の多い自分の未来に対して、「自分の未来への決断を納得して決められた」という確信です。 その確信は、誰かに与えられるものではなく、自分の中で見つけていくもの。 EggUは、その“きっかけ”を届けるために生まれました。 Inside EggUは、その想いを、開発の裏側やメンバーの言葉を通して発信していく場です。 私たち自身が何を信じ、何を大切にしているのか。 数字やニュース、プレスリリースだけでは伝えきれない、EggUの「心の部分」をここで届けていきたいと思います。 2. EggUが届けたいのは、“数字”ではなく“確信” 卵巣予備能を示すAMHという指標は、血中ホルモン濃度を示すと言う意味では非常にシンプルです。 けれど、その数字を手にした瞬間、感じることは人それぞれ。 安心する人もいれば、不安になる人もいます。 EggUが目指しているのは、その結果を「どう受け止め、どう生きていくか」に伴走することです。 たとえば、いまの状態を知ることで、将来の選択を考えやすくなる。頭の片隅にあった選択肢について、調べてみたり先輩に話を聞いてみたりするといった行動に移すことができる。 パートナーとの話し合いを始めるきっかけになる。上司にキャリアの挑戦とライフイベントに関する不安を相談してみる材料になる。 あるいは、まだ決めないという“保留”を、自信をもって選べるようになる。 AMHは単なる数値ではなく、人生の舵を自分で取るための材料です。...

「EggUは、検査キットを売っているのではなく、“自分の未来への確信”を届けている。」― 代表...

📝ライター 代表取締役 志賀遥菜 数値やデータだけでは、人の心は動きません。けれど、自分のからだのことを“知る”という行為には、たしかに人生を動かす力があります。 私たちは、検査キットを売っているのではなく、”エビデンスを通じて得られる、自分の不確実な未来に対する納得と確信”を届けています。 その想いを、より丁寧に、私たち自身の言葉でお伝えしていきたい。 ― それが、Inside EggUをはじめた理由です。 1. はじめに:Inside EggUをはじめる理由 EggUを立ち上げて以来、私は多くの方に「これはどんな検査なのですか」と尋ねられてきました。 もちろん、ホルモン濃度を測定してからだに残された卵子の量を推定する、という説明はできます。 けれど、EggUは単なる“検査キット”ではありません。 私たちが本当に届けたいのは、不確実な要素の多い自分の未来に対して、「自分の未来への決断を納得して決められた」という確信です。 その確信は、誰かに与えられるものではなく、自分の中で見つけていくもの。 EggUは、その“きっかけ”を届けるために生まれました。 Inside EggUは、その想いを、開発の裏側やメンバーの言葉を通して発信していく場です。 私たち自身が何を信じ、何を大切にしているのか。 数字やニュース、プレスリリースだけでは伝えきれない、EggUの「心の部分」をここで届けていきたいと思います。 2. EggUが届けたいのは、“数字”ではなく“確信” 卵巣予備能を示すAMHという指標は、血中ホルモン濃度を示すと言う意味では非常にシンプルです。 けれど、その数字を手にした瞬間、感じることは人それぞれ。 安心する人もいれば、不安になる人もいます。 EggUが目指しているのは、その結果を「どう受け止め、どう生きていくか」に伴走することです。 たとえば、いまの状態を知ることで、将来の選択を考えやすくなる。頭の片隅にあった選択肢について、調べてみたり先輩に話を聞いてみたりするといった行動に移すことができる。 パートナーとの話し合いを始めるきっかけになる。上司にキャリアの挑戦とライフイベントに関する不安を相談してみる材料になる。 あるいは、まだ決めないという“保留”を、自信をもって選べるようになる。 AMHは単なる数値ではなく、人生の舵を自分で取るための材料です。...

「知らなかった」から「伝えたい」へ

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📝ライター EggUカウンセラー さき こんにちは!私はこれからイギリスの大学院で公衆衛生学を専攻し、妊娠・出産にまつわる課題について研究をする予定です。これまでは助産師として病院、保健センターで勤務してきました。今回はこれまでの私の歩みやEggUカウンセラーとしての思いをお話させていただきます。 社会に対する違和感の中で出会ったプレコンセプションケア 私が”プレコンセプションケア”という言葉に出会ったのは、助産師になるために大学院で学んでいたときのことでした。 今でこそEggUカウンセラーとして女性のライフやキャリアプラン設計をサポートさせていただく立場になりましたが、当時の私は自分のライフプランさえも真剣に考えたことがありませんでした。「いつか子どもは欲しいなぁ」という漠然とした希望はあったものの、30代前半まではキャリアも含め自分のやりたいことを追求し、それが一段落してから妊娠・出産を考えれば良いと考えていました。というのも、ちょうど不妊治療の保険適用が開始された時期だったこともあり、いざとなれば医療技術の恩恵にあずかれば良いと考えていたからです。 しかし、助産学の授業で突き付けられた現実は厳しいものでした。不妊治療は妊娠を保証するものではなく、仮に不妊治療で妊娠できたとしても、高齢妊娠では流産率が上がるため妊娠の継続が難しくなり、さらに出産時の医学的なリスクも高まります。卵子凍結や不妊治療が「夢の技術」ではないことを知り、私は自分のライフプランを考え直すとともに、そんな重大な事実をなぜ今まで誰も教えてくれなかったのだろうかと強い憤りを感じました。 女性も男性と同じように社会に出て働ける時代だと言われますが、実際は男女の身体の仕組みが違うために、女性はキャリアを積む上で妊娠・出産の生物学的なタイムリミットを意識せざるを得ません。欧米諸国に比べ性教育の普及が遅れている日本では、妊娠・出産についての知識はまだまだ”調べないと出てこない”情報です。「女性の社会進出を推進するのであれば、男女ともに妊娠・出産に関する正しい知識を身に付けたりライフプランについて考えたりする機会がもっと必要なのではないか…?」社会に対するそのような違和感をずっと抱えていました。そんなとき、プレコンセプションケアという言葉に出会い、これこそ今の時代に求められる妊娠・出産の支援であり、助産師はもっとその普及に貢献できるのではないかと考えるようになりました。 病院での経験を経て留学を決意 助産師免許を取得した後は大学病院の産科病棟で勤務し、不妊治療を経て妊娠された方に多く出会いました。さらに、多くの出産に立ち会わせていただく中で”高齢出産のリスク”も痛感しました。知識として知ってはいましたが、現場での体験を通して実感を伴うものとなり、改めて人生の早い時期から妊娠や出産について考えるプレコンセプションケアの重要性を強く認識しました。 この課題意識に対して研究の観点から取り組んでいきたいと考え、医療だけでなく教育や人権なども含めた包括的な視点を身に付けるため、公衆衛生学の研究が盛んなイギリスの大学院へ進学することを決めました。高校生の頃から長期での海外留学に憧れがあったこともあり、その気持ちも決断を後押ししてくれました。 しかし、問題は留学のタイミングです。留学期間だけでなく、留学前の準備や留学後のキャリアのことを考えると3〜5年単位での計画になります。臨床現場を早い段階で離れるということに抵抗や不安はあったものの、年齢も考慮し、なるべく早いうちに海外に出て日本を俯瞰する目と感覚を養うという目標を立てました。しかし、仕事をしながらの留学準備は想像以上に大変で、最終的には当初の予定より留学を1年延期することになりました。このプロセスを通じて「人生は全てが思い通りにいくとは限らない」ということも痛感しました。 EggUとの出会いとカウンセラーとして大切にしたい思い EggUの存在を知ったのは、まさに留学延期を決断したタイミングでした。代表の志賀さんとお話し、キャリアもライフも諦めたくない女性を応援するというビジョンに強く惹かれ、EggUカウンセラーとして関わらせていただくことになりました。留学を延期していなければEggUと出会うこともなかったかもしれない。そう思うと、今ではこの出来事にも意味があったのではないかと感じています。 留学準備を通して、人生は一筋縄ではいかないものだと感じました。妊娠・出産も人生と同様、不確実性の高いものだと思います。個人の価値観だけでなく、パートナーやキャリアの問題など、人それぞれ抱えている事情は異なります。しかし、不確定要素が多い中でも、EggUを通じて自分の体の現在地を知ることは、自分の人生の舵を自分で握るきっかけになると信じています。カウンセリングを通じてそんなお手伝いができれば嬉しいです。一緒に次のステップを考えてみませんか? EggUのご購入はこちらから 📝ライター EggUカウンセラー さき プロフィールはこちら 助産師・保健師として妊娠や出産を支えてきた経験を持ち、現在は公衆衛生学を学ぶためイギリス留学中。自身の大学院や医療現場での気づきから「知らなかった」を「伝えたい」へ。女性一人ひとりの自分らしい人生を支えたい、と思いEggUカウンセラーを担っている。

「知らなかった」から「伝えたい」へ

📝ライター EggUカウンセラー さき こんにちは!私はこれからイギリスの大学院で公衆衛生学を専攻し、妊娠・出産にまつわる課題について研究をする予定です。これまでは助産師として病院、保健センターで勤務してきました。今回はこれまでの私の歩みやEggUカウンセラーとしての思いをお話させていただきます。 社会に対する違和感の中で出会ったプレコンセプションケア 私が”プレコンセプションケア”という言葉に出会ったのは、助産師になるために大学院で学んでいたときのことでした。 今でこそEggUカウンセラーとして女性のライフやキャリアプラン設計をサポートさせていただく立場になりましたが、当時の私は自分のライフプランさえも真剣に考えたことがありませんでした。「いつか子どもは欲しいなぁ」という漠然とした希望はあったものの、30代前半まではキャリアも含め自分のやりたいことを追求し、それが一段落してから妊娠・出産を考えれば良いと考えていました。というのも、ちょうど不妊治療の保険適用が開始された時期だったこともあり、いざとなれば医療技術の恩恵にあずかれば良いと考えていたからです。 しかし、助産学の授業で突き付けられた現実は厳しいものでした。不妊治療は妊娠を保証するものではなく、仮に不妊治療で妊娠できたとしても、高齢妊娠では流産率が上がるため妊娠の継続が難しくなり、さらに出産時の医学的なリスクも高まります。卵子凍結や不妊治療が「夢の技術」ではないことを知り、私は自分のライフプランを考え直すとともに、そんな重大な事実をなぜ今まで誰も教えてくれなかったのだろうかと強い憤りを感じました。 女性も男性と同じように社会に出て働ける時代だと言われますが、実際は男女の身体の仕組みが違うために、女性はキャリアを積む上で妊娠・出産の生物学的なタイムリミットを意識せざるを得ません。欧米諸国に比べ性教育の普及が遅れている日本では、妊娠・出産についての知識はまだまだ”調べないと出てこない”情報です。「女性の社会進出を推進するのであれば、男女ともに妊娠・出産に関する正しい知識を身に付けたりライフプランについて考えたりする機会がもっと必要なのではないか…?」社会に対するそのような違和感をずっと抱えていました。そんなとき、プレコンセプションケアという言葉に出会い、これこそ今の時代に求められる妊娠・出産の支援であり、助産師はもっとその普及に貢献できるのではないかと考えるようになりました。 病院での経験を経て留学を決意 助産師免許を取得した後は大学病院の産科病棟で勤務し、不妊治療を経て妊娠された方に多く出会いました。さらに、多くの出産に立ち会わせていただく中で”高齢出産のリスク”も痛感しました。知識として知ってはいましたが、現場での体験を通して実感を伴うものとなり、改めて人生の早い時期から妊娠や出産について考えるプレコンセプションケアの重要性を強く認識しました。 この課題意識に対して研究の観点から取り組んでいきたいと考え、医療だけでなく教育や人権なども含めた包括的な視点を身に付けるため、公衆衛生学の研究が盛んなイギリスの大学院へ進学することを決めました。高校生の頃から長期での海外留学に憧れがあったこともあり、その気持ちも決断を後押ししてくれました。 しかし、問題は留学のタイミングです。留学期間だけでなく、留学前の準備や留学後のキャリアのことを考えると3〜5年単位での計画になります。臨床現場を早い段階で離れるということに抵抗や不安はあったものの、年齢も考慮し、なるべく早いうちに海外に出て日本を俯瞰する目と感覚を養うという目標を立てました。しかし、仕事をしながらの留学準備は想像以上に大変で、最終的には当初の予定より留学を1年延期することになりました。このプロセスを通じて「人生は全てが思い通りにいくとは限らない」ということも痛感しました。 EggUとの出会いとカウンセラーとして大切にしたい思い EggUの存在を知ったのは、まさに留学延期を決断したタイミングでした。代表の志賀さんとお話し、キャリアもライフも諦めたくない女性を応援するというビジョンに強く惹かれ、EggUカウンセラーとして関わらせていただくことになりました。留学を延期していなければEggUと出会うこともなかったかもしれない。そう思うと、今ではこの出来事にも意味があったのではないかと感じています。 留学準備を通して、人生は一筋縄ではいかないものだと感じました。妊娠・出産も人生と同様、不確実性の高いものだと思います。個人の価値観だけでなく、パートナーやキャリアの問題など、人それぞれ抱えている事情は異なります。しかし、不確定要素が多い中でも、EggUを通じて自分の体の現在地を知ることは、自分の人生の舵を自分で握るきっかけになると信じています。カウンセリングを通じてそんなお手伝いができれば嬉しいです。一緒に次のステップを考えてみませんか? EggUのご購入はこちらから 📝ライター EggUカウンセラー さき プロフィールはこちら 助産師・保健師として妊娠や出産を支えてきた経験を持ち、現在は公衆衛生学を学ぶためイギリス留学中。自身の大学院や医療現場での気づきから「知らなかった」を「伝えたい」へ。女性一人ひとりの自分らしい人生を支えたい、と思いEggUカウンセラーを担っている。

人生の選択肢を増やすお手伝いがしたい

人生の選択肢を増やすお手伝いがしたい

🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター マーケティングディレクター ゆい こんにちは。 私はいま、マーケティングディレクターとしてEggUをたくさんの女性や女性を支える周囲の方、企業の方に届けたり、EggUの価値をより高める新規事業開発に取り組んでいます。 EggUとの出会い 私がEggUに出会ったのは、前職をやめて起業をしてうまくいっていない時にEggUの運営会社、株式会社BeLiebe代表の志賀遥菜さんから声をかけてもらったことがきっかけでした。 自分自身が直面した悩み 自分が本当は何をしたいのかに悩んでわからなくなっていた時に、遥菜さんから「もっといろんな女性がいろんなことで我慢しなくていい社会を作っていきたい、そのために、仕事も育児もどちらも頑張りたい女性はどちらも頑張れると思えることが大事だと思っている」と聞いて、すごく心に響いたことを覚えています。 新卒から医療系のスタートアップ・ベンチャーに入社して新規事業の立ち上げからCS,マーケティング,ブランディング,広報など浅く広くいろいろな職種を経験させてもらいましたが、これといった強みが自分には身についていない焦りを感じていた時期でした。 また、パートナーとの結婚はいつできるんだろうと漠然とした不安をもっていたタイミングでもあったので、EggUのサービスや遥菜さんの理念に共感して、参画を決めました。  身を持って感じたEggUの必要性 前職でも女性の健康に関する選択肢を増やすことにはとても興味があって楽しく仕事をしていたのですが、年が経つにつれて自分の人生を真剣に考えるようになり、ちょうどライフイベントとキャリアをどうしていくと良いか悩んでいた時にこの事業(EggU)の話を聞いたので、これは世の中に必要なサービスだと思ったのも大きかったと思います。 あの時悩んでいた自分へ、そして同じ悩みを持つ女性へ 私と同じように「仕事も育児も頑張りたい女性が、諦めることなくどちらも無理せず両立できる」、そんなサービスを昔悩んでいた私に届けるようにユーザーの皆さまにも届けたいと思っています。 同じ悩みを持つ方へ。今の自分を知ることが、理想とする未来へ近づくきっかけとなります。EggUはあなたが今の自分を知り、前に進めるよう寄り添い、伴走支援をします。ぜひこちらをのぞいてみてください。 📝ライター マーケティングディレクター ゆい EggUや、法人向けの健康経営支援サービスを多くの方に知って頂くための施策立案や、提供しているサービスの価値を上げるための新規事業開発を担っている。自身が「クオーターライフクライシス」に直面し、同じ悩みを持つ女性を救いたいとの思いからEggUに参画。プライベートでは結婚をし、自分の望むペースで仕事とプライベートを両立している。 「クオーターライフクライシス」参考:マイナビキャリアリサーチLab

人生の選択肢を増やすお手伝いがしたい

🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター マーケティングディレクター ゆい こんにちは。 私はいま、マーケティングディレクターとしてEggUをたくさんの女性や女性を支える周囲の方、企業の方に届けたり、EggUの価値をより高める新規事業開発に取り組んでいます。 EggUとの出会い 私がEggUに出会ったのは、前職をやめて起業をしてうまくいっていない時にEggUの運営会社、株式会社BeLiebe代表の志賀遥菜さんから声をかけてもらったことがきっかけでした。 自分自身が直面した悩み 自分が本当は何をしたいのかに悩んでわからなくなっていた時に、遥菜さんから「もっといろんな女性がいろんなことで我慢しなくていい社会を作っていきたい、そのために、仕事も育児もどちらも頑張りたい女性はどちらも頑張れると思えることが大事だと思っている」と聞いて、すごく心に響いたことを覚えています。 新卒から医療系のスタートアップ・ベンチャーに入社して新規事業の立ち上げからCS,マーケティング,ブランディング,広報など浅く広くいろいろな職種を経験させてもらいましたが、これといった強みが自分には身についていない焦りを感じていた時期でした。 また、パートナーとの結婚はいつできるんだろうと漠然とした不安をもっていたタイミングでもあったので、EggUのサービスや遥菜さんの理念に共感して、参画を決めました。  身を持って感じたEggUの必要性 前職でも女性の健康に関する選択肢を増やすことにはとても興味があって楽しく仕事をしていたのですが、年が経つにつれて自分の人生を真剣に考えるようになり、ちょうどライフイベントとキャリアをどうしていくと良いか悩んでいた時にこの事業(EggU)の話を聞いたので、これは世の中に必要なサービスだと思ったのも大きかったと思います。 あの時悩んでいた自分へ、そして同じ悩みを持つ女性へ 私と同じように「仕事も育児も頑張りたい女性が、諦めることなくどちらも無理せず両立できる」、そんなサービスを昔悩んでいた私に届けるようにユーザーの皆さまにも届けたいと思っています。 同じ悩みを持つ方へ。今の自分を知ることが、理想とする未来へ近づくきっかけとなります。EggUはあなたが今の自分を知り、前に進めるよう寄り添い、伴走支援をします。ぜひこちらをのぞいてみてください。 📝ライター マーケティングディレクター ゆい EggUや、法人向けの健康経営支援サービスを多くの方に知って頂くための施策立案や、提供しているサービスの価値を上げるための新規事業開発を担っている。自身が「クオーターライフクライシス」に直面し、同じ悩みを持つ女性を救いたいとの思いからEggUに参画。プライベートでは結婚をし、自分の望むペースで仕事とプライベートを両立している。 「クオーターライフクライシス」参考:マイナビキャリアリサーチLab