INSIDE EggU

「EggUは、検査キットを売っているのではなく、“自分の未来への確信”を届けている。」― 代表・志賀がInside EggUをはじめる理由

「EggUは、検査キットを売っているのではなく、“自分の未来への確信”を届けている。」― 代表...

📝ライター 代表取締役 志賀遥菜 数値やデータだけでは、人の心は動きません。けれど、自分のからだのことを“知る”という行為には、たしかに人生を動かす力があります。 私たちは、検査キットを売っているのではなく、”エビデンスを通じて得られる、自分の不確実な未来に対する納得と確信”を届けています。 その想いを、より丁寧に、私たち自身の言葉でお伝えしていきたい。 ― それが、Inside EggUをはじめた理由です。 1. はじめに:Inside EggUをはじめる理由 EggUを立ち上げて以来、私は多くの方に「これはどんな検査なのですか」と尋ねられてきました。 もちろん、ホルモン濃度を測定してからだに残された卵子の量を推定する、という説明はできます。 けれど、EggUは単なる“検査キット”ではありません。 私たちが本当に届けたいのは、不確実な要素の多い自分の未来に対して、「自分の未来への決断を納得して決められた」という確信です。 その確信は、誰かに与えられるものではなく、自分の中で見つけていくもの。 EggUは、その“きっかけ”を届けるために生まれました。 Inside EggUは、その想いを、開発の裏側やメンバーの言葉を通して発信していく場です。 私たち自身が何を信じ、何を大切にしているのか。 数字やニュース、プレスリリースだけでは伝えきれない、EggUの「心の部分」をここで届けていきたいと思います。 2. EggUが届けたいのは、“数字”ではなく“確信” 卵巣予備能を示すAMHという指標は、血中ホルモン濃度を示すと言う意味では非常にシンプルです。 けれど、その数字を手にした瞬間、感じることは人それぞれ。 安心する人もいれば、不安になる人もいます。 EggUが目指しているのは、その結果を「どう受け止め、どう生きていくか」に伴走することです。 たとえば、いまの状態を知ることで、将来の選択を考えやすくなる。頭の片隅にあった選択肢について、調べてみたり先輩に話を聞いてみたりするといった行動に移すことができる。 パートナーとの話し合いを始めるきっかけになる。上司にキャリアの挑戦とライフイベントに関する不安を相談してみる材料になる。 あるいは、まだ決めないという“保留”を、自信をもって選べるようになる。 AMHは単なる数値ではなく、人生の舵を自分で取るための材料です。...

「EggUは、検査キットを売っているのではなく、“自分の未来への確信”を届けている。」― 代表...

📝ライター 代表取締役 志賀遥菜 数値やデータだけでは、人の心は動きません。けれど、自分のからだのことを“知る”という行為には、たしかに人生を動かす力があります。 私たちは、検査キットを売っているのではなく、”エビデンスを通じて得られる、自分の不確実な未来に対する納得と確信”を届けています。 その想いを、より丁寧に、私たち自身の言葉でお伝えしていきたい。 ― それが、Inside EggUをはじめた理由です。 1. はじめに:Inside EggUをはじめる理由 EggUを立ち上げて以来、私は多くの方に「これはどんな検査なのですか」と尋ねられてきました。 もちろん、ホルモン濃度を測定してからだに残された卵子の量を推定する、という説明はできます。 けれど、EggUは単なる“検査キット”ではありません。 私たちが本当に届けたいのは、不確実な要素の多い自分の未来に対して、「自分の未来への決断を納得して決められた」という確信です。 その確信は、誰かに与えられるものではなく、自分の中で見つけていくもの。 EggUは、その“きっかけ”を届けるために生まれました。 Inside EggUは、その想いを、開発の裏側やメンバーの言葉を通して発信していく場です。 私たち自身が何を信じ、何を大切にしているのか。 数字やニュース、プレスリリースだけでは伝えきれない、EggUの「心の部分」をここで届けていきたいと思います。 2. EggUが届けたいのは、“数字”ではなく“確信” 卵巣予備能を示すAMHという指標は、血中ホルモン濃度を示すと言う意味では非常にシンプルです。 けれど、その数字を手にした瞬間、感じることは人それぞれ。 安心する人もいれば、不安になる人もいます。 EggUが目指しているのは、その結果を「どう受け止め、どう生きていくか」に伴走することです。 たとえば、いまの状態を知ることで、将来の選択を考えやすくなる。頭の片隅にあった選択肢について、調べてみたり先輩に話を聞いてみたりするといった行動に移すことができる。 パートナーとの話し合いを始めるきっかけになる。上司にキャリアの挑戦とライフイベントに関する不安を相談してみる材料になる。 あるいは、まだ決めないという“保留”を、自信をもって選べるようになる。 AMHは単なる数値ではなく、人生の舵を自分で取るための材料です。...

「知らなかった」から「伝えたい」へ

「知らなかった」から「伝えたい」へ

📝ライター EggUカウンセラー さき こんにちは!私はこれからイギリスの大学院で公衆衛生学を専攻し、妊娠・出産にまつわる課題について研究をする予定です。これまでは助産師として病院、保健センターで勤務してきました。今回はこれまでの私の歩みやEggUカウンセラーとしての思いをお話させていただきます。 社会に対する違和感の中で出会ったプレコンセプションケア 私が”プレコンセプションケア”という言葉に出会ったのは、助産師になるために大学院で学んでいたときのことでした。 今でこそEggUカウンセラーとして女性のライフやキャリアプラン設計をサポートさせていただく立場になりましたが、当時の私は自分のライフプランさえも真剣に考えたことがありませんでした。「いつか子どもは欲しいなぁ」という漠然とした希望はあったものの、30代前半まではキャリアも含め自分のやりたいことを追求し、それが一段落してから妊娠・出産を考えれば良いと考えていました。というのも、ちょうど不妊治療の保険適用が開始された時期だったこともあり、いざとなれば医療技術の恩恵にあずかれば良いと考えていたからです。 しかし、助産学の授業で突き付けられた現実は厳しいものでした。不妊治療は妊娠を保証するものではなく、仮に不妊治療で妊娠できたとしても、高齢妊娠では流産率が上がるため妊娠の継続が難しくなり、さらに出産時の医学的なリスクも高まります。卵子凍結や不妊治療が「夢の技術」ではないことを知り、私は自分のライフプランを考え直すとともに、そんな重大な事実をなぜ今まで誰も教えてくれなかったのだろうかと強い憤りを感じました。 女性も男性と同じように社会に出て働ける時代だと言われますが、実際は男女の身体の仕組みが違うために、女性はキャリアを積む上で妊娠・出産の生物学的なタイムリミットを意識せざるを得ません。欧米諸国に比べ性教育の普及が遅れている日本では、妊娠・出産についての知識はまだまだ”調べないと出てこない”情報です。「女性の社会進出を推進するのであれば、男女ともに妊娠・出産に関する正しい知識を身に付けたりライフプランについて考えたりする機会がもっと必要なのではないか…?」社会に対するそのような違和感をずっと抱えていました。そんなとき、プレコンセプションケアという言葉に出会い、これこそ今の時代に求められる妊娠・出産の支援であり、助産師はもっとその普及に貢献できるのではないかと考えるようになりました。 病院での経験を経て留学を決意 助産師免許を取得した後は大学病院の産科病棟で勤務し、不妊治療を経て妊娠された方に多く出会いました。さらに、多くの出産に立ち会わせていただく中で”高齢出産のリスク”も痛感しました。知識として知ってはいましたが、現場での体験を通して実感を伴うものとなり、改めて人生の早い時期から妊娠や出産について考えるプレコンセプションケアの重要性を強く認識しました。 この課題意識に対して研究の観点から取り組んでいきたいと考え、医療だけでなく教育や人権なども含めた包括的な視点を身に付けるため、公衆衛生学の研究が盛んなイギリスの大学院へ進学することを決めました。高校生の頃から長期での海外留学に憧れがあったこともあり、その気持ちも決断を後押ししてくれました。 しかし、問題は留学のタイミングです。留学期間だけでなく、留学前の準備や留学後のキャリアのことを考えると3〜5年単位での計画になります。臨床現場を早い段階で離れるということに抵抗や不安はあったものの、年齢も考慮し、なるべく早いうちに海外に出て日本を俯瞰する目と感覚を養うという目標を立てました。しかし、仕事をしながらの留学準備は想像以上に大変で、最終的には当初の予定より留学を1年延期することになりました。このプロセスを通じて「人生は全てが思い通りにいくとは限らない」ということも痛感しました。 EggUとの出会いとカウンセラーとして大切にしたい思い EggUの存在を知ったのは、まさに留学延期を決断したタイミングでした。代表の志賀さんとお話し、キャリアもライフも諦めたくない女性を応援するというビジョンに強く惹かれ、EggUカウンセラーとして関わらせていただくことになりました。留学を延期していなければEggUと出会うこともなかったかもしれない。そう思うと、今ではこの出来事にも意味があったのではないかと感じています。 留学準備を通して、人生は一筋縄ではいかないものだと感じました。妊娠・出産も人生と同様、不確実性の高いものだと思います。個人の価値観だけでなく、パートナーやキャリアの問題など、人それぞれ抱えている事情は異なります。しかし、不確定要素が多い中でも、EggUを通じて自分の体の現在地を知ることは、自分の人生の舵を自分で握るきっかけになると信じています。カウンセリングを通じてそんなお手伝いができれば嬉しいです。一緒に次のステップを考えてみませんか? EggUのご購入はこちらから 📝ライター EggUカウンセラー さき プロフィールはこちら 助産師・保健師として妊娠や出産を支えてきた経験を持ち、現在は公衆衛生学を学ぶためイギリス留学中。自身の大学院や医療現場での気づきから「知らなかった」を「伝えたい」へ。女性一人ひとりの自分らしい人生を支えたい、と思いEggUカウンセラーを担っている。

「知らなかった」から「伝えたい」へ

📝ライター EggUカウンセラー さき こんにちは!私はこれからイギリスの大学院で公衆衛生学を専攻し、妊娠・出産にまつわる課題について研究をする予定です。これまでは助産師として病院、保健センターで勤務してきました。今回はこれまでの私の歩みやEggUカウンセラーとしての思いをお話させていただきます。 社会に対する違和感の中で出会ったプレコンセプションケア 私が”プレコンセプションケア”という言葉に出会ったのは、助産師になるために大学院で学んでいたときのことでした。 今でこそEggUカウンセラーとして女性のライフやキャリアプラン設計をサポートさせていただく立場になりましたが、当時の私は自分のライフプランさえも真剣に考えたことがありませんでした。「いつか子どもは欲しいなぁ」という漠然とした希望はあったものの、30代前半まではキャリアも含め自分のやりたいことを追求し、それが一段落してから妊娠・出産を考えれば良いと考えていました。というのも、ちょうど不妊治療の保険適用が開始された時期だったこともあり、いざとなれば医療技術の恩恵にあずかれば良いと考えていたからです。 しかし、助産学の授業で突き付けられた現実は厳しいものでした。不妊治療は妊娠を保証するものではなく、仮に不妊治療で妊娠できたとしても、高齢妊娠では流産率が上がるため妊娠の継続が難しくなり、さらに出産時の医学的なリスクも高まります。卵子凍結や不妊治療が「夢の技術」ではないことを知り、私は自分のライフプランを考え直すとともに、そんな重大な事実をなぜ今まで誰も教えてくれなかったのだろうかと強い憤りを感じました。 女性も男性と同じように社会に出て働ける時代だと言われますが、実際は男女の身体の仕組みが違うために、女性はキャリアを積む上で妊娠・出産の生物学的なタイムリミットを意識せざるを得ません。欧米諸国に比べ性教育の普及が遅れている日本では、妊娠・出産についての知識はまだまだ”調べないと出てこない”情報です。「女性の社会進出を推進するのであれば、男女ともに妊娠・出産に関する正しい知識を身に付けたりライフプランについて考えたりする機会がもっと必要なのではないか…?」社会に対するそのような違和感をずっと抱えていました。そんなとき、プレコンセプションケアという言葉に出会い、これこそ今の時代に求められる妊娠・出産の支援であり、助産師はもっとその普及に貢献できるのではないかと考えるようになりました。 病院での経験を経て留学を決意 助産師免許を取得した後は大学病院の産科病棟で勤務し、不妊治療を経て妊娠された方に多く出会いました。さらに、多くの出産に立ち会わせていただく中で”高齢出産のリスク”も痛感しました。知識として知ってはいましたが、現場での体験を通して実感を伴うものとなり、改めて人生の早い時期から妊娠や出産について考えるプレコンセプションケアの重要性を強く認識しました。 この課題意識に対して研究の観点から取り組んでいきたいと考え、医療だけでなく教育や人権なども含めた包括的な視点を身に付けるため、公衆衛生学の研究が盛んなイギリスの大学院へ進学することを決めました。高校生の頃から長期での海外留学に憧れがあったこともあり、その気持ちも決断を後押ししてくれました。 しかし、問題は留学のタイミングです。留学期間だけでなく、留学前の準備や留学後のキャリアのことを考えると3〜5年単位での計画になります。臨床現場を早い段階で離れるということに抵抗や不安はあったものの、年齢も考慮し、なるべく早いうちに海外に出て日本を俯瞰する目と感覚を養うという目標を立てました。しかし、仕事をしながらの留学準備は想像以上に大変で、最終的には当初の予定より留学を1年延期することになりました。このプロセスを通じて「人生は全てが思い通りにいくとは限らない」ということも痛感しました。 EggUとの出会いとカウンセラーとして大切にしたい思い EggUの存在を知ったのは、まさに留学延期を決断したタイミングでした。代表の志賀さんとお話し、キャリアもライフも諦めたくない女性を応援するというビジョンに強く惹かれ、EggUカウンセラーとして関わらせていただくことになりました。留学を延期していなければEggUと出会うこともなかったかもしれない。そう思うと、今ではこの出来事にも意味があったのではないかと感じています。 留学準備を通して、人生は一筋縄ではいかないものだと感じました。妊娠・出産も人生と同様、不確実性の高いものだと思います。個人の価値観だけでなく、パートナーやキャリアの問題など、人それぞれ抱えている事情は異なります。しかし、不確定要素が多い中でも、EggUを通じて自分の体の現在地を知ることは、自分の人生の舵を自分で握るきっかけになると信じています。カウンセリングを通じてそんなお手伝いができれば嬉しいです。一緒に次のステップを考えてみませんか? EggUのご購入はこちらから 📝ライター EggUカウンセラー さき プロフィールはこちら 助産師・保健師として妊娠や出産を支えてきた経験を持ち、現在は公衆衛生学を学ぶためイギリス留学中。自身の大学院や医療現場での気づきから「知らなかった」を「伝えたい」へ。女性一人ひとりの自分らしい人生を支えたい、と思いEggUカウンセラーを担っている。

人生の選択肢を増やすお手伝いがしたい

人生の選択肢を増やすお手伝いがしたい

🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター マーケティングディレクター ゆい こんにちは。 私はいま、マーケティングディレクターとしてEggUをたくさんの女性や女性を支える周囲の方、企業の方に届けたり、EggUの価値をより高める新規事業開発に取り組んでいます。 EggUとの出会い 私がEggUに出会ったのは、前職をやめて起業をしてうまくいっていない時にEggUの運営会社、株式会社BeLiebe代表の志賀遥菜さんから声をかけてもらったことがきっかけでした。 自分自身が直面した悩み 自分が本当は何をしたいのかに悩んでわからなくなっていた時に、遥菜さんから「もっといろんな女性がいろんなことで我慢しなくていい社会を作っていきたい、そのために、仕事も育児もどちらも頑張りたい女性はどちらも頑張れると思えることが大事だと思っている」と聞いて、すごく心に響いたことを覚えています。 新卒から医療系のスタートアップ・ベンチャーに入社して新規事業の立ち上げからCS,マーケティング,ブランディング,広報など浅く広くいろいろな職種を経験させてもらいましたが、これといった強みが自分には身についていない焦りを感じていた時期でした。 また、パートナーとの結婚はいつできるんだろうと漠然とした不安をもっていたタイミングでもあったので、EggUのサービスや遥菜さんの理念に共感して、参画を決めました。  身を持って感じたEggUの必要性 前職でも女性の健康に関する選択肢を増やすことにはとても興味があって楽しく仕事をしていたのですが、年が経つにつれて自分の人生を真剣に考えるようになり、ちょうどライフイベントとキャリアをどうしていくと良いか悩んでいた時にこの事業(EggU)の話を聞いたので、これは世の中に必要なサービスだと思ったのも大きかったと思います。 あの時悩んでいた自分へ、そして同じ悩みを持つ女性へ 私と同じように「仕事も育児も頑張りたい女性が、諦めることなくどちらも無理せず両立できる」、そんなサービスを昔悩んでいた私に届けるようにユーザーの皆さまにも届けたいと思っています。 同じ悩みを持つ方へ。今の自分を知ることが、理想とする未来へ近づくきっかけとなります。EggUはあなたが今の自分を知り、前に進めるよう寄り添い、伴走支援をします。ぜひこちらをのぞいてみてください。 📝ライター マーケティングディレクター ゆい EggUや、法人向けの健康経営支援サービスを多くの方に知って頂くための施策立案や、提供しているサービスの価値を上げるための新規事業開発を担っている。自身が「クオーターライフクライシス」に直面し、同じ悩みを持つ女性を救いたいとの思いからEggUに参画。プライベートでは結婚をし、自分の望むペースで仕事とプライベートを両立している。 「クオーターライフクライシス」参考:マイナビキャリアリサーチLab

人生の選択肢を増やすお手伝いがしたい

🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター マーケティングディレクター ゆい こんにちは。 私はいま、マーケティングディレクターとしてEggUをたくさんの女性や女性を支える周囲の方、企業の方に届けたり、EggUの価値をより高める新規事業開発に取り組んでいます。 EggUとの出会い 私がEggUに出会ったのは、前職をやめて起業をしてうまくいっていない時にEggUの運営会社、株式会社BeLiebe代表の志賀遥菜さんから声をかけてもらったことがきっかけでした。 自分自身が直面した悩み 自分が本当は何をしたいのかに悩んでわからなくなっていた時に、遥菜さんから「もっといろんな女性がいろんなことで我慢しなくていい社会を作っていきたい、そのために、仕事も育児もどちらも頑張りたい女性はどちらも頑張れると思えることが大事だと思っている」と聞いて、すごく心に響いたことを覚えています。 新卒から医療系のスタートアップ・ベンチャーに入社して新規事業の立ち上げからCS,マーケティング,ブランディング,広報など浅く広くいろいろな職種を経験させてもらいましたが、これといった強みが自分には身についていない焦りを感じていた時期でした。 また、パートナーとの結婚はいつできるんだろうと漠然とした不安をもっていたタイミングでもあったので、EggUのサービスや遥菜さんの理念に共感して、参画を決めました。  身を持って感じたEggUの必要性 前職でも女性の健康に関する選択肢を増やすことにはとても興味があって楽しく仕事をしていたのですが、年が経つにつれて自分の人生を真剣に考えるようになり、ちょうどライフイベントとキャリアをどうしていくと良いか悩んでいた時にこの事業(EggU)の話を聞いたので、これは世の中に必要なサービスだと思ったのも大きかったと思います。 あの時悩んでいた自分へ、そして同じ悩みを持つ女性へ 私と同じように「仕事も育児も頑張りたい女性が、諦めることなくどちらも無理せず両立できる」、そんなサービスを昔悩んでいた私に届けるようにユーザーの皆さまにも届けたいと思っています。 同じ悩みを持つ方へ。今の自分を知ることが、理想とする未来へ近づくきっかけとなります。EggUはあなたが今の自分を知り、前に進めるよう寄り添い、伴走支援をします。ぜひこちらをのぞいてみてください。 📝ライター マーケティングディレクター ゆい EggUや、法人向けの健康経営支援サービスを多くの方に知って頂くための施策立案や、提供しているサービスの価値を上げるための新規事業開発を担っている。自身が「クオーターライフクライシス」に直面し、同じ悩みを持つ女性を救いたいとの思いからEggUに参画。プライベートでは結婚をし、自分の望むペースで仕事とプライベートを両立している。 「クオーターライフクライシス」参考:マイナビキャリアリサーチLab

EggUカウンセラーをしながら期限を決めて不妊治療をした私のストーリー

EggUカウンセラーをしながら期限を決めて不妊治療をした私のストーリー

~アラフォーで選んだ「わたしらしい」不妊治療の道、そして思いがけない展開~ 🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター EggUカウンセラー みーやん EggUのカウンセラーとして多くの女性の人生に寄り添いながら、今まさに自分自身も妊娠・出産に関する新たな局面を迎えています。 私が皆さんにお伝えしたいのは、完璧な成功談ではなく、等身大のストーリー。特に海外で不妊治療をしながら子育てと仕事を両立する中で感じた葛藤や決断の過程、そして思いがけない展開を、包み隠さずシェアしていきたいと思います。 自分らしく生きた20代・30代、そして訪れた「妊活」という現実 私の20代と30代前半は、自分の可能性を信じて走り続けた日々でした。キャリアアップ、留学、ワーホリ、海外大学進学、旅行…。オーストラリアで看護師として働きつつ、「いつか子どもは欲しい」と漠然と思いながらも、まずは自分のやりたいことを思う存分楽しみました。 気がつけば結婚は30代後半。第一子を妊娠したのが36歳、出産は37歳でした。自分のこれまでの選択に後悔はありません。でも、年齢とともに身体が発するサインは無視できないものになっていきました。 現代は晩婚化が進み、私のように30代後半で初産を迎える女性も珍しくなくなってきています。しかし「二人目」となると、また新たな壁が立ちはだかります。私はまさにその壁と向き合うことになったのです。 「まさか私が」から始まった不妊治療の道 正直に告白します。EggUに携わる前の私は「不妊治療=何らかの婦人科系の問題がある人がするもの」と、どこかで思っていた所があったと思います。 私は、生理不順になったことはなく、生理痛やPMSに悩まされることもほとんどありませんでした。婦人科系の病気とも無縁。だから「子どもを作ろうと思えばすぐできるはず」と、どこかで思い込んでいたのです。 もちろん、年齢が妊娠・出産に大きく影響することは頭では理解していました。でも「まさか私が…」という油断があったことは否めません。 36歳で娘を自然妊娠したときも、実は約1年の妊活期間がありました。それでも、20代・30代で自分のやりたいことをやり遂げ、オーストラリアでキャリアも築いた後だったからこそ、「やり切った」という充実感の中で迎えた出産でした。 二人目妊活から不妊治療へ―現実との向き合い方 娘が1歳になったころ、二人目の妊活を開始しました。すでに38歳だった私は、「6ヶ月妊活してできなかったら次のステップに行く」という自分なりのロードマップを描いていました。 米国生殖医学会(ASRM)の定義によると 「¹ 不妊症と定義できるのは1年間の不妊期間を持つものであるが、女性の年齢が35歳以上の場合には6ヶ月の不妊期間が経過したあとは検査を開始することは認められる」 とされていることを知っていたので、二人目の妊活を始めて6ヶ月が経過した時点で、私は自分側の検査をどんどん進めていきました。しかしこの過程は決して簡単なものではありませんでした。特にパートナーと足並みを揃えることの難しさは、多くの方が経験されているのではないでしょうか。 結局、妊活を始めてから2年後、娘が3歳になる直前にようやくオーストラリアで本格的な不妊治療をスタートすることができました。2回の体外受精を経験したものの、残念ながら妊娠には至りませんでした。そして3回目のサイクルに挑戦しようとしていた矢先に、思いがけない展開が訪れたのです。 「期限」を自分で決めた理由―心の整理とこれからの選択 不妊治療の世界には、「8年目です」「10サイクル目です」「何度も流産を経験しています」という長期戦を強いられている方がたくさんいらっしゃいます。 そんな現実を目の当たりにして、私は自問自答しました。 「私はどうしたいのだろう?」 「年単位で不妊治療を続けるのか?」 「何をゴールとするのか?」 「辞め時はいつなのだろうか?」 不妊治療を続けることでパートナーシップに生じる歪み、一人目の子どもの母親としての自分との向き合い方、そして何より自分自身の心と身体の限界について考えた末に出した結論が、「期限を決める」ということでした。...

EggUカウンセラーをしながら期限を決めて不妊治療をした私のストーリー

~アラフォーで選んだ「わたしらしい」不妊治療の道、そして思いがけない展開~ 🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター EggUカウンセラー みーやん EggUのカウンセラーとして多くの女性の人生に寄り添いながら、今まさに自分自身も妊娠・出産に関する新たな局面を迎えています。 私が皆さんにお伝えしたいのは、完璧な成功談ではなく、等身大のストーリー。特に海外で不妊治療をしながら子育てと仕事を両立する中で感じた葛藤や決断の過程、そして思いがけない展開を、包み隠さずシェアしていきたいと思います。 自分らしく生きた20代・30代、そして訪れた「妊活」という現実 私の20代と30代前半は、自分の可能性を信じて走り続けた日々でした。キャリアアップ、留学、ワーホリ、海外大学進学、旅行…。オーストラリアで看護師として働きつつ、「いつか子どもは欲しい」と漠然と思いながらも、まずは自分のやりたいことを思う存分楽しみました。 気がつけば結婚は30代後半。第一子を妊娠したのが36歳、出産は37歳でした。自分のこれまでの選択に後悔はありません。でも、年齢とともに身体が発するサインは無視できないものになっていきました。 現代は晩婚化が進み、私のように30代後半で初産を迎える女性も珍しくなくなってきています。しかし「二人目」となると、また新たな壁が立ちはだかります。私はまさにその壁と向き合うことになったのです。 「まさか私が」から始まった不妊治療の道 正直に告白します。EggUに携わる前の私は「不妊治療=何らかの婦人科系の問題がある人がするもの」と、どこかで思っていた所があったと思います。 私は、生理不順になったことはなく、生理痛やPMSに悩まされることもほとんどありませんでした。婦人科系の病気とも無縁。だから「子どもを作ろうと思えばすぐできるはず」と、どこかで思い込んでいたのです。 もちろん、年齢が妊娠・出産に大きく影響することは頭では理解していました。でも「まさか私が…」という油断があったことは否めません。 36歳で娘を自然妊娠したときも、実は約1年の妊活期間がありました。それでも、20代・30代で自分のやりたいことをやり遂げ、オーストラリアでキャリアも築いた後だったからこそ、「やり切った」という充実感の中で迎えた出産でした。 二人目妊活から不妊治療へ―現実との向き合い方 娘が1歳になったころ、二人目の妊活を開始しました。すでに38歳だった私は、「6ヶ月妊活してできなかったら次のステップに行く」という自分なりのロードマップを描いていました。 米国生殖医学会(ASRM)の定義によると 「¹ 不妊症と定義できるのは1年間の不妊期間を持つものであるが、女性の年齢が35歳以上の場合には6ヶ月の不妊期間が経過したあとは検査を開始することは認められる」 とされていることを知っていたので、二人目の妊活を始めて6ヶ月が経過した時点で、私は自分側の検査をどんどん進めていきました。しかしこの過程は決して簡単なものではありませんでした。特にパートナーと足並みを揃えることの難しさは、多くの方が経験されているのではないでしょうか。 結局、妊活を始めてから2年後、娘が3歳になる直前にようやくオーストラリアで本格的な不妊治療をスタートすることができました。2回の体外受精を経験したものの、残念ながら妊娠には至りませんでした。そして3回目のサイクルに挑戦しようとしていた矢先に、思いがけない展開が訪れたのです。 「期限」を自分で決めた理由―心の整理とこれからの選択 不妊治療の世界には、「8年目です」「10サイクル目です」「何度も流産を経験しています」という長期戦を強いられている方がたくさんいらっしゃいます。 そんな現実を目の当たりにして、私は自問自答しました。 「私はどうしたいのだろう?」 「年単位で不妊治療を続けるのか?」 「何をゴールとするのか?」 「辞め時はいつなのだろうか?」 不妊治療を続けることでパートナーシップに生じる歪み、一人目の子どもの母親としての自分との向き合い方、そして何より自分自身の心と身体の限界について考えた末に出した結論が、「期限を決める」ということでした。...

未来を選ぶ力を女性に届けたい

未来を選ぶ力を女性に届けたい

🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター EggUカウンセラー みーやん Inside EggU第一弾として、私が携わっているEggUカウンセリングについてお話ししようと思います。私がこの仕事をしている理由、EggUのカウンセリングがどのように進化してきたのか、そしてカウンセリングで大切にしていることはなにかを少しだけシェアさせてください。 EggUとの出会いは、偶然の中の運命 人生って本当に予測できないもので、どんなタイミングでどんなチャンスが訪れるかは誰にもわかりません。私がEggUに出会ったのも、まさにそんな偶然の中での出来事でした。 当時の私は、日本で看護師として6年間働いた後、オーストラリアで資格を取得し、現地の病院で働いていました。そこから看護以外の自分のやりたいことを探す旅が始まり、2022年末には「コーチング」や「脳心理学」、フリーランスとしての働き方を模索する中でEggUに出会いました。  そのきっかけは、私のビジネス仲間のポッドキャストにEggUを展開する株式会社BeLiebeのCEO・志賀遥菜が出演していたことでした。志賀の情熱的な言葉に、私は強く惹かれました。「バイオで女性のキャリアに新しい選択肢をつくる」そのビジョンに共感し、私のポッドキャストに志賀も出演してもらったことをきっかけに、「この人と一緒に働きたい」と強く思うようになりました。 私自身の経験が、EggUへの道を導いた 実は、私がEggUに携わりたいと思った理由には、私自身の経験が大きく関わっています。20代、30代前半の頃、私は「子どもが欲しいのか?」「そのために卵子凍結は必要?」と悩んでいたことがありました。30代後半でパートナーと出会い、37歳で女の子を授かってからは、子育てと仕事の両立についても考えるようになり、漠然と「女性がもっと自由に自分らしい選択をできる社会を作りたい」と思うようになったのです。 そんな想いがあったからこそ、EggUのカウンセリングに携わることができたことに、今とても感謝しています。 カウンセリングが進化した過程 私がカウンセラーとしてEggUのチームに参加してから、実は多くの議論と学びがありました。特に、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の値をどのように伝えるか、そのアプローチをどうするかについては、初めて取り組む部分だったので、毎回深い議論が行われてきました。 最初は、AMHの数値だけでなく、その後の行動にどうつなげるかが重要だということを、何度も医療監修を担当している医師を含め、チーム内で話し合いました。例えば、AMHの値を伝える際に、ただ「数値」を告げるのではなく、その人にとって最も適切な行動や選択肢をどのように提示すればよいのか。また、医療行為とならない範囲で、どのように情報提供をすべきか—これらは単なるカウンセリングではなく、非常に慎重で重要な部分です。 それに加えて、私たちは「個別性」を大事にしています。一人ひとりが抱える背景や価値観が違うので、その人らしい選択ができるよう、具体的なサポートを提供する方法についても、何度もケーススタディをしながらディスカッションを重ねました。こうして、より精度の高いカウンセリングを提供できるようになったのです。 妊活・不妊に関するニーズに応えて その中で、妊活や不妊に関するニーズがEggUユーザーさんに多いことから、EggUのカウンセリングチームにも変化がありました。そのニーズを受けて、AMH外来や不妊カウンセリングの経験を持つ助産師が新たに加わり、チームはさらにパワーアップしました。新たな視点を取り入れることで、より多角的なサポートができるようになったのです。  私はもともと超急性期や救命救急、ICUといった現場で働いていたので、急速に変化する環境や新しい知識を学ぶことが楽しいと感じていました。その中で、自分自身が妊活中であったこともあり、非常に刺激を受ける毎日でした。妊活に関する専門知識を深めることで、カウンセラーとしてのスキルも向上しましたし、個々の悩みにさらに寄り添えるようになったと実感しています。 チームの成長とともに 現在では、EggUのカウンセリングチームは多様なバックグラウンドを持つ助産師たちが加わり、その専門性は多岐にわたります。それぞれが異なる専門知識や経験を持っているので、様々な悩みや質問にも幅広く対応できるようになりました。チームが大きくなることで、サポート体制も強化され、より多くの女性に対して質の高いカウンセリングを提供できるようになったと感じています。 このように、EggUのカウンセリングは日々進化しており、今後も新しいニーズに応じたサポートを提供していけるよう、さらなる成長を目指していきます。 「自分らしい選択」をサポートするカウンセリング EggUのカウンセリングで大切にしているのは、「検査結果を知った後、どう行動すればいいのか?」というところにフォーカスを当てることです。例えば、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の検査結果を受けて不安になってしまう方が多いのですが、その後にどう自分にとってベストな選択をするかが大切なのです。  私たちカウンセラーは、知識だけでなく、個々のライフスタイルや価値観に寄り添いながらサポートすることが重要だと思っています。カウンセリングは「医療行為」ではなく、ユーザーさんが自分らしい選択をできるように導くこと、その人の希望や新たな視点を引き出すお手伝いをする場だとも思っています。 悩みをシェアできる安心できる場所 妊活や不妊に関する悩み、またはキャリアとの両立に悩んでいる女性は多いと思います。でも、こうした話は、友達や職場の同僚に相談しづらかったりしますよね。それが原因で孤独感を感じる方も少なくありません。 だからこそ、EggUでは「安全に悩みをシェアできる場所」を作ることを大切にしています。私たちカウンセラーは、正しい知識を提供し、選択肢を一緒に考えながら、女性が自分の未来をしっかりと描けるようサポートしています。 これからも、もっと多くの女性に力を届けたい 現在、EggUを利用した女性の多くは20代から40代にまたがる幅広いバックグラウンドのある働く女性です。その中で、各々が抱えるキャリアやライフプラン、からだの悩みは本当に多岐に渡ります。それぞれの状況に応じたサポートができるよう、私たちは日々勉強を続けています。...

未来を選ぶ力を女性に届けたい

🌿Inside EggU🌿EggUのメンバーの経験・想いや大切にしていることを語るコラム 📝ライター EggUカウンセラー みーやん Inside EggU第一弾として、私が携わっているEggUカウンセリングについてお話ししようと思います。私がこの仕事をしている理由、EggUのカウンセリングがどのように進化してきたのか、そしてカウンセリングで大切にしていることはなにかを少しだけシェアさせてください。 EggUとの出会いは、偶然の中の運命 人生って本当に予測できないもので、どんなタイミングでどんなチャンスが訪れるかは誰にもわかりません。私がEggUに出会ったのも、まさにそんな偶然の中での出来事でした。 当時の私は、日本で看護師として6年間働いた後、オーストラリアで資格を取得し、現地の病院で働いていました。そこから看護以外の自分のやりたいことを探す旅が始まり、2022年末には「コーチング」や「脳心理学」、フリーランスとしての働き方を模索する中でEggUに出会いました。  そのきっかけは、私のビジネス仲間のポッドキャストにEggUを展開する株式会社BeLiebeのCEO・志賀遥菜が出演していたことでした。志賀の情熱的な言葉に、私は強く惹かれました。「バイオで女性のキャリアに新しい選択肢をつくる」そのビジョンに共感し、私のポッドキャストに志賀も出演してもらったことをきっかけに、「この人と一緒に働きたい」と強く思うようになりました。 私自身の経験が、EggUへの道を導いた 実は、私がEggUに携わりたいと思った理由には、私自身の経験が大きく関わっています。20代、30代前半の頃、私は「子どもが欲しいのか?」「そのために卵子凍結は必要?」と悩んでいたことがありました。30代後半でパートナーと出会い、37歳で女の子を授かってからは、子育てと仕事の両立についても考えるようになり、漠然と「女性がもっと自由に自分らしい選択をできる社会を作りたい」と思うようになったのです。 そんな想いがあったからこそ、EggUのカウンセリングに携わることができたことに、今とても感謝しています。 カウンセリングが進化した過程 私がカウンセラーとしてEggUのチームに参加してから、実は多くの議論と学びがありました。特に、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の値をどのように伝えるか、そのアプローチをどうするかについては、初めて取り組む部分だったので、毎回深い議論が行われてきました。 最初は、AMHの数値だけでなく、その後の行動にどうつなげるかが重要だということを、何度も医療監修を担当している医師を含め、チーム内で話し合いました。例えば、AMHの値を伝える際に、ただ「数値」を告げるのではなく、その人にとって最も適切な行動や選択肢をどのように提示すればよいのか。また、医療行為とならない範囲で、どのように情報提供をすべきか—これらは単なるカウンセリングではなく、非常に慎重で重要な部分です。 それに加えて、私たちは「個別性」を大事にしています。一人ひとりが抱える背景や価値観が違うので、その人らしい選択ができるよう、具体的なサポートを提供する方法についても、何度もケーススタディをしながらディスカッションを重ねました。こうして、より精度の高いカウンセリングを提供できるようになったのです。 妊活・不妊に関するニーズに応えて その中で、妊活や不妊に関するニーズがEggUユーザーさんに多いことから、EggUのカウンセリングチームにも変化がありました。そのニーズを受けて、AMH外来や不妊カウンセリングの経験を持つ助産師が新たに加わり、チームはさらにパワーアップしました。新たな視点を取り入れることで、より多角的なサポートができるようになったのです。  私はもともと超急性期や救命救急、ICUといった現場で働いていたので、急速に変化する環境や新しい知識を学ぶことが楽しいと感じていました。その中で、自分自身が妊活中であったこともあり、非常に刺激を受ける毎日でした。妊活に関する専門知識を深めることで、カウンセラーとしてのスキルも向上しましたし、個々の悩みにさらに寄り添えるようになったと実感しています。 チームの成長とともに 現在では、EggUのカウンセリングチームは多様なバックグラウンドを持つ助産師たちが加わり、その専門性は多岐にわたります。それぞれが異なる専門知識や経験を持っているので、様々な悩みや質問にも幅広く対応できるようになりました。チームが大きくなることで、サポート体制も強化され、より多くの女性に対して質の高いカウンセリングを提供できるようになったと感じています。 このように、EggUのカウンセリングは日々進化しており、今後も新しいニーズに応じたサポートを提供していけるよう、さらなる成長を目指していきます。 「自分らしい選択」をサポートするカウンセリング EggUのカウンセリングで大切にしているのは、「検査結果を知った後、どう行動すればいいのか?」というところにフォーカスを当てることです。例えば、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の検査結果を受けて不安になってしまう方が多いのですが、その後にどう自分にとってベストな選択をするかが大切なのです。  私たちカウンセラーは、知識だけでなく、個々のライフスタイルや価値観に寄り添いながらサポートすることが重要だと思っています。カウンセリングは「医療行為」ではなく、ユーザーさんが自分らしい選択をできるように導くこと、その人の希望や新たな視点を引き出すお手伝いをする場だとも思っています。 悩みをシェアできる安心できる場所 妊活や不妊に関する悩み、またはキャリアとの両立に悩んでいる女性は多いと思います。でも、こうした話は、友達や職場の同僚に相談しづらかったりしますよね。それが原因で孤独感を感じる方も少なくありません。 だからこそ、EggUでは「安全に悩みをシェアできる場所」を作ることを大切にしています。私たちカウンセラーは、正しい知識を提供し、選択肢を一緒に考えながら、女性が自分の未来をしっかりと描けるようサポートしています。 これからも、もっと多くの女性に力を届けたい 現在、EggUを利用した女性の多くは20代から40代にまたがる幅広いバックグラウンドのある働く女性です。その中で、各々が抱えるキャリアやライフプラン、からだの悩みは本当に多岐に渡ります。それぞれの状況に応じたサポートができるよう、私たちは日々勉強を続けています。...